ブロックチェーン技術を用いた実証ファンドに参画
2020 年 5 月 1 日

当社は、ブロックチェーン技術を用いたセキュリティ・トークン発行を主眼とする次世代型の「デジタル証券プロジェクト」(以下、Project D)に参画します。
Project Dは、三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(以下 : MDM)を推進母体とし、三井物産グループ金融子会社 (注1)、ブロックチェーン関連事業を展開する株式会社LayerX(以下 : LayerX)、および投資法人みらい(以下 : みらい)の協力を得て、J-REITが保有する不動産を投資対象とするファンドにおける実証試験を開始します。当社も三井物産グループ金融子会社の一員として、実証ファンドの取り組みに連携・協働します。

ファンド実証の取組概要

実証ファンド (注2) は、みらいが保有する六甲アイランドDCの信託受益権の一部を取得し、約7億円規模で運用を開始します。ファンド運用期間中は、開発済のシステムを活用し、運用期間中の「配当」と「譲渡」の効率化にフォーカスした実証試験を行います。MDMおよびLayerXが全体コンセプトおよびセキュリティ・トークン発行のシステムを企画・開発し、私募ファンドで豊富な実績を有する三井物産リアルティ・マネジメント株式会社がアセットマネジメント会社として運用業務を担います。当社は、三井物産株式会社およびLayerXを投資家とする私募取扱業務に関わる予定のほか、投資持分の売買プロセスに関する実証において媒介者としての役割を果たす予定です。

当社は、このProject Dへの協力を通じて得られる実証試験での経験を活かし、将来的に、当社のコアビジネスであるオルタナティブ金融商品提供機能を強化することによって、より一層高い付加価値をお客様にお届けできるよう、尽力してまいります。

投資対象となる「六甲アイランドDC」について

【施設の概要】
三井物産株式会社と大手外食チェーンの緊密な取引関係に基づき開発された専用設計の物流拠点であり、同社の関西地区約600店舗の事業継続に必要不可欠な重要機能を担う産業施設です。自動立体倉庫システムを導入し、3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の物流効率を徹底的に追求している最新鋭の物流DC(ディストリビューション・センター)です。

【サービスエリア】
数多くの食品、物流企業が拠点を構える六甲アイランド内に位置し、京阪神エリアを中心に西日本を広域にカバーできる立地となっています。

【テナントについて】
契約先のHAVIサプライチェーンは、米国シカゴに本社を置くグローバルサプライチェーン企業であり、顧客である大手外食チェーンの全世界の物流を一元管理しております。

ご参考 : MDM、Layer X、みらいのプレスリリース 

(注1) 三井物産株式会社金融事業部が主管するアセットマネジメント子会社(三井物産アセットマネジメント・ホールディングス株式会社、三井物産リアルティ・マネジメント株式会社、三井物産ロジスティクス・パートナーズ株式会社および三井物産・イデラパートナーズ株式会社)を指します。

(注2) 実証ファンドは、すでに募集を完了しており、新たにご投資いただくことはできません。

 三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社について
[設立]2020年4月
[代表者名]上野貴司
[事業内容]ブロックチェーン技術を活用した、不動産・インフラを中心とする実物資産のアセットマネジメント事業

 株式会社LayerXについて
「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに、ブロックチェーン技術を軸として、金融領域を始めたとした様々な産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。信用や評価のあり方を変え、経済活動の摩擦を解消し、その恩恵を多くの企業や個人が受けられるような社会を実現して参ります。
[設立]2018年8月
[代表者名]福島良典
[事業内容]ブロックチェーン関連事業
[コーポレートサイト]https://layerx.co.jp/ja/

 投資法人みらいについて
[設立]2015年12月(2016年12月に上場)
[代表者名]菅沼通夫
[事業内容]三井物産・イデラパートナーズが資産運用を行うオフィス・商業施設・ホテルを中心とした総合型のJ-REIT(不動産投資信託)
[証券コード]3476(東京証券取引所不動産投資信託市場)

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本件に関するお問い合わせ
三井物産オルタナティブインベストメンツ株式会社
経営管理部 小林、佐々木
電話:03-6361-0420(代表)